妊娠発覚!

これを見てくれ……
Gigabyte GA-G31M-S2L コンデンサー経年劣化
ぷっくりと膨らんで、妊娠してるのがわかるだろ……
まぁ妊娠ってのは俗称で、コンデンサーの経年劣化によるパンク、容量抜け、電解液漏れという症状の総称とも言える。

この M/B は Gigabyte GA-G31M-S2L で、intel G31 + ICH7 の廉価な LGA775 対応の MicroATX M/B です。

廉価版にしては丁寧なつくり。それだけではなく 2007年末ごろリリースされた BIOSFSB と DIMM 周波数の連動倍率が弄れるようになって、オーバークロックの自由度が高い製品として注目された。勿論 CPU 逓倍数、FSB、vCore、vDIMM なども弄れる。

購入が2008年正月前後だったと思うので、3.5年稼働したことになる。当初は Pentium DC 2140 を搭載していたが、Celeron E3200 に換装している。HDD も 250GBプラッタから 320GBプラッタ製品に交換した、これも予防的保守の観点でのローテーションだが… さすがにM/B側にも限界が来ていたようだ。


消耗部品の CPU ファンや HDD は交換しながらも生き永らえて来たものの、2011年3月11日の地震以降には起動できない状況となっていた。HDD を見失ったり I/O Error で boot 中に停止する事から、HDD か、ケーブルの破損か、溜まった埃がどこかに落ちて接触と思ったが、時間に余裕が出てきたので全バラ掃除して組み直ししてみたが、ダメ…

OS の起動はするものの、負荷をかけると BSOD を多発する。倉庫HDDと起動HDD のローテーションで確認してみても頻度が変わるだけで一緒だ。

やっぱり、写真のようにコンデンサの破損が発生するような状態では、経年劣化の激しさがうかがえ、他の部位のダメージも心配される。コレでまともな稼働は望めないだろうから、引退させることにする。